74話&75話&76話感想

ギラついた真夏の太陽について考えたり、ロマーノと気分だけは最高と洒落こんでいる親分に思いを馳せたり、「かみ合ったりスレ違ったり」している西ロマの妄想したりしていたんですが、まさかの追撃で大破バァアアアンしました。月曜で終わりだと思っていたのに……この素晴らしき世界ありがとう。

しかしスペインは本当にロマーノのことが好きで好きで大好きでどうしようもないみたいでロマーノがいるだけで世界はバラ色だし、ロマーノもロマーノで何度でも親分に恋をするから、これもう西ロマって離れられないんじゃないか……この美しき世界ありがとう。

7月3日の2巻が待ち遠しいです。ちょうどこの前後にほもを見守るほうじゃない仕事の研修が2泊3日で入っているんですが、一刻も早く帰宅して買いに走りたいと思います。ほもは研修室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ。
今よく見たら漫画の上の告知文、重版出来!の詰め込み感かわいいですね。

続きから感想です。長いです。

 
 
 

情熱の国の誘い文句はギラついた真夏の太陽
※あくまで個人の感想です

World☆Starsのロマーノは全コマで喜怒哀楽、シリアス顏からギャグ顔、デフォルメ顔といろいろな表情を見せてくれるわけですが、どのロマーノも3000%LOVELYすぎて心臓が痛くなってきます。彼、こんなに可愛くて大丈夫なんだろうか。アメリカさんに客観的なご意見をお聞きしたいところですが、ついに76話ではフェードアウトしてましたね。75話でも手しか出演されていませんでしたが。

はぁ……私はこのまま死ぬのだろうか…………。
 
 
●74話 相も変わらず長電話中———!
のっけから「頼ったってよ」と言い出すスペイン。長電話中とまで言われていますが、スペインはロマーノと電話しはじめて2話目でようやく冷静になってきたようです。

「頼ってやんねーぞ」
「頼ったってよ」

アメリカとは成立していなかった会話が噛み合った……!つまりロマーノの頼ってやるぞ!というあの態度はスペインの需要を満たしていたということですね…な、なんだってー!

さて2コマ目の雑なロマーノの態度にたいそう萌えたわけですが、自分の家の電話回線つかって長電話している居候から雑にコーヒーを差し出されるアメリカの心境を聞きたいところです。というかアメリカですよ!わざわざ通話中のロマーノにコーヒーを淹れてもらっているのって、やっぱりロマーノが淹れるコーヒーが美味しいからですか?!?それにすごく萌えました。アメリカもコーヒーの国ですし自分で淹れられるわけじゃないですか。でもロマーノが淹れたもののほうが良いって認めているのなら、すごく良い…萌えます。
そう言えばスターバックスもイタリアで入ったカフェに感銘を受けたとか何とか言っていた気がしますし、独自のコーヒー文化を築いていると言いつつやっぱり良いものは良いんでしょうね。それに元よりアメリカはイタリア料理のことも認めていますしね。味の面で認められているロマーノすごく萌えます。そうやって親分の胃袋もがっちり掴んでほしい。

そしてケンカ祭なわけですが……あれですかね、だんじり祭的な荒くたいけど本人たちは本気でお祭りを楽しんでいるよ!みたいな、そういうことなのでしょうか?そういう派手でちょっとしたスリルのあるのが好きな、刺激的なスペインも良いと思います。

「ロマーノー!ふわわぁ〜!親分と刺激的な夜と洒落こもーやぁ!」

ふぅ

スペインは「俺情熱の国やし」と言っていますが、何というのか、親分いろいろなことを情熱の国でごまかそうとしすぎてない?と思うんですよね。その言葉では元来持っている気性の激しさはあんまり和らいでいない気もしますが、スペイン人同士がボコボコボコボコとやり合っている近況を軽いノリでロマーノに報告できたのでオールOKなんでしょうかね。バカヤロウですね。

ところでスペイン、情熱の国は昔から自称していたわけですよ。トルコに南イタリアが攫われそうになった時から自分で自分のことを「情熱の国だ!」って言っていたので、スペインの根っこのほうにあるアイデンティティなのかなと思っているんですが、このケンカ祭は最近の話なんですよね。
「心はギラついた真夏の太陽に“なっとる”んやおもてたわー」なので、現在進行形でそのような気性になっているんですよね。そして「国民も政治家も」ときているわけです。
これはご自分が最近ギラついた真夏の太陽みたいな激しい心情になっていて、それが国民に影響し、ケンカ祭になっていると思っていると。そういうことなんでしょうか。一体何が原因でそんなギラついてしまったのか。とても聞きたいです。何が原因ですか?二国だけの世界時代とは最近何が違うんですか???

激動のイベリアの解説文にもすごく萌えたのですが、やっぱりスペインは南イタリア中心なんだなぁと思いました。お金はありません、の文章を読んだ後に南イタリアにのめり込んでいたスペインさんを振り返り、その後にもう一度、お金はありません、に戻ると何だかいろいろ考えさせられます。しかし踏んだりけったりの中の筆頭が南イタリアが独立してしまったことなスペイン。
あと個人的にロマーノが独立した後のスペインのことをいろいろ考えていたんですが、「負けないぞ!」なところがスペインらしくて、強くて、かっこいいなと思いました。心はギラついた真夏の太陽でも、振り切れた前向きさでどんな状況でも南イタリアを愛するスペイン……萌えます。かっこいい。

工業おもろいスペインもかっこいい。World☆Starsのスペインは全体的にやんちゃっぽくてかっこいいですね。
 
 
 
75話 かみ合ったりスレ違ったり
電話越しで突然ギター弾きだすスペイン、最高にロック。

ところで電話だからなのでしょうが、吹き出しにいちいち発話者の顔が入るのが可愛いですよね。表情豊かで萌えます。

それでですね、2コマ目のロマーノですよ。完全にまた親分に恋をした顔をしています。アメリカにイタリア料理のアドバイスをされた時も見せなかったトキメキ顔ですよ。ロマーノの心に響くスペインの言葉。可愛すぎる…。

アメリカとスペインは遠いですね。ロマーノはイタリアよりももっと遠いところに自分から来てしまって、でもやっぱり何か上手くいかなくて、結局スペインに電話しちゃう。そんなロマーノにしんみり切なくなりました。
けれどロマーノはそもそもスペインの近況を全く知らないぐらい疎遠になりかかっていたんですよね。話を聞いたらスペインもシャレにならない状況で、でも、それでもスペインはロマーノを一番安心させてくれる言葉をくれたのかな。ロマーノにとっては現状を良くするための建設的なアドバイスとかそういうのよりも、辛い状況でも楽しもうよ、っていうロマーノいわくはお気楽な考え方が良かったんですね。

ロマーノはたぶんいろいろやってみたけど上手くいかないというのが染み付いてしまっているところがあって、「こうすれば良いよ」なんていうアドバイスをもらったって仕方ない、現状なんて変わらないっていう、ある種の諦めがあると思うんですよね。そうなった時に悲観的になって卑屈に過ごすのではなくて、どうせやったら今を楽しもうや!という考え方がロマーノを救ったのかな。それがロマーノの消極的な前向きさになっているのだとしたら、根幹に占めるスペインの影響の大きさに震えてしまいます。その後「まぁなんとかなるぞ」に続くことも含めて。

「てめぇの話聞いてると俺までお気楽になりそーだ…」

この言葉の中に、それまでロマーノの中にあった葛藤の大きさが垣間見えるような気がします。一緒に暮らしていて近代化に成功している弟への劣等感、苦しくなっていく生活、自分には近代化も今風農業も上手くできないという諦め…そういったものがあったんでしょうか。

一方、スペインもスペインでおちゃらけているように見えて、やっぱり辛い状況だったんですよね。
もうそれが、あーーーってなります。うーわーーーーってなります。「問題解決するまで〜」と言っているということは、ケンカ祭は問題であると捉えていると受け取りました。あるいはギラついた真夏の太陽になった心が自分自身を追い詰めているのかもしれません。どちらにせよ、スペインも本当は内心辛いんですよね。

普段はイイカゲン、だけどやる時はやる男というのは多くの男性にとって理想の男像なのかなと思いますが、まさにスペインはそういうタイプに憧れているように思うんですよね。その上で自分自身もそういう男であろうとする。気合いを入れてバリバリにカッコつけるのも違うし、普段は恋人の尻に敷かれているぐらいがちょうど良い、だけどキメる時はやるみたいな……。なので私は4巻の「宵越しのなんちゃらは〜」のスペインのセリフが好きです。あくまでもロマーノの前ではその体を取り繕うんだなあというのが、ブレなくて良い。かっこ良さというものは信念ですから、いかにその人が理想像とするかっこ良さを貫いているかだと思うんですよね。それを貫いているスペインってかっこ良いです。

75話はそんなスペインのかっこ良さが爆発していました。というかWorld☆Starsのスペインはかっこ良いでできていますね。

まあ75話はだいぶとモブ化もしていましたが……。特にスペイン解説の時のスペインは最高にモブでした。そういう普通の兄ちゃんっぽいのに、ロマーノに対していろいろ尋常じゃないところとか、ゆるふわに見えてブレないかっこ良さを貫いているところとかが本当にかっこ良いんですよね。

ところで「隙だらけみたいで〜」の最後、隙じゃなかったで締めくくられているんですが!!!やり手だからなんですか……!
 
 
 
75話 バラの真実!
モブって言ってごめん。スペインは最高にかっこ良い攻めだ。

ギラついた真夏の太陽の本領発揮ですね。辛い状況も気分だけは最高と洒落こむつもりのようです。前向きに自身の問題解決に乗り出した結果……スペインが南イタリアを口説きだした。

ギターを弾きながら「遊びこーへん?」「楽しいで〜」って口説きの常套手段ですよね。音楽をやっている男は三割増しに見えると言われていますし、自分の家に遊びに来ることの良さもプレゼンテーションです。

「楽しいで〜」ロマーノも楽しいこと好きやろ?楽しいだけちゃうけどな、気持ちええこともいっぱいしよな!

ふぅ

けど、やっぱり久々なんですね…。二国だけの世界を築いていたふたりに訪れた試練の時なのか……うぅ……。

さてこのスペインはロマーノを誘い出すために流行りの映画の真似もしてみます。
というか、これ。うわーうわー!すごい親分、粋な男じゃないですか?!流行りの映画の真似ってロマンティストだ!

けどロマーノは映画を知らないようです。生活が苦しかったからかな…少なくともこの頃は映画にはあまり興味がなかったようですね。でもスペインっていかにも新し物好きって感じがしますが、ロマーノはそのあたり保守的なイメージあります。スペインと暮らしていた頃もスペインから与えられたものは受け入れるけど、自ら欲しがっている様子はなかったですしね。

そしてバラをくわえたスペインのイメージを正確に描けるロマーノ。すごい以心伝心だなって思いました。ちょうど電話の向こうではそんな顔しているよ。

スペインは棘に驚いているあたり慣れてないわけで、おそらくロマーノのために初めてやった模様です。「実際はくわえません」というのは本当のようですね。それでもロマーノにウケるためならくわえてみせる。やって俺、情熱の国やから〜ってことなんでしょうかね!

この話もすごいスペインのかっこ良さに頭パァアンってなったんですが、まだ上手く言葉にできないです。また後日、感想を書くかもしれません。

はああ、しかしジャンプラ誌上でロマーノを口説く親分ほんとすごいですね。もう親分でも何でもないです。あくまでも攻めのStyle。かっこいい。

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